2022/07/28 20:06


「美しくなりたい」


多くの方が、そう願ってやまないはずです。

でも、ふしぎと自分の口から出すのは気が引けたりしませんか?

私なんかは、まさにそう感じてしまうタイプで……

「私なんかが”美しくなりたい”なんておこがましいのでは?」

と「美」をものすごく崇高で、
口にするのも躊躇ってしまうような感覚に駆られることがあります。

だけど、ふしぎなもので、その一方では、

「いい歳して”まだ外見にとらわれているの?」

なんてことを、どこかで感じたりすることもあります。
「外見的な美しさ」をこえたものを、求めているのでしょう。

何が言いたいのかというと、
「美しさ」は、一見すると誰もが望む願いではあるものの、
実際に誰かと話すのがとても難しいテーマでもあると思うのです。

ミニマル発想とは、本質に向き合うこと。
ここでは少し勇気を出して、
「美しさ」「美容」について、
立ち止まって考えてみたいと思います。

そもそも「美容」って何なのだろう?

そもそも「美容」って、何を意味する言葉なのでしょうか。

美容とは
身体や容姿を理想的な美しさに近づけるために
行われる試みや行為。Wikipedia

ていねいに読み解いていくと、
「美容=理想的な美しさに近づけるために行われる行為」

ということは、
「どんな理想を思い描くか」
で、その中身、
美容のために行う具体的な行動は
大きく変わってきそうです。

たとえば、”スリムな姿”を美しいと思う人にとっては、
食事制限などの”ダイエットをすること”が「美容」です。
でも、”ふくよか姿”を美しいと思う人にとっては、
”モリモリと食べること”が「美容」です。



こんな感じで、ひとくちに美容といっても、
その中身はさまざま。
時代や文化によっても種々多様なものです。

そしてそして、ものすごくシンプルにいってしまうと、
そうした「ちがい」をつくり出しているのは、
「何を美しく思うか」という一人ひとりの”美意識”です。

”美意識”を見つめなおしてみませんか?

「美意識」とは、美に関する感覚・態度のこと。

何に「美しさ」を感じるのかという
とてもとても個人的な話ですね。

もっとシンプルに「好み」といってもいいかもしれません。

赤が好きな人もいれば、
青が好きな人もいる。

赤もいいし、青もいい。
どんな美意識も、大切に、大切に扱いたいものです。



なのですが。
それでも、敢えて、みなさまにご提案です。

ご自分の「美意識」を見つめなおしてみませんか?

というのも、
私たちは、自分の「美意識」を大切にするのが難しい時代を生きている
と感じているからです。

私たちは、マスメディア、SNS等と、
絶えずいろんな情報にさらされ続けています。

情報は、知らず知らずのうちに、私たちの美意識に影響を与えます。

油断をしているすきに、
「自分が何に美しさを感じるのか」
を見失ってしまうこともあるのです。

*このあたりのメカニズムについては、
 また別の記事で詳しくご紹介しますね

何を目指して「美容」にとりくみますか?

先ほど、

美容は「理想の美しさ」に近づくための行為

だとお伝えしました。

理想の美しさとは、自分にとっての美意識。

だとしたら、
「美意識」を見失ったまま「美容」に取り組むのは、
まるでゴールを決めずに旅に出るようなものではないでしょうか。

”理想の美しさ”という目指すものがなければ、
いつまで経っても、どれだけ努力しても、
「目的地」にたどり着くことはできません。

それでは、どれだけ美容に時間/お金をかけたとしても、
”満足感”を得ることはできないでしょう。

そうやって考えていくと
「美容」の出発点は、これだと思うのです。

「何を美しいと感じるのか」
「どんな美しさを目指すのか」を知ること。



誰もが「美意識」をもっています。

だから、もし、今、迷ったり、見失っていたり、
「少し迷走しているかもしれない」と思ったりするのであれば、
取り戻せばいいだけの話です。

何に「美しさ」を感じますか?

前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、
ここからが本題です。

あなたは、どんなものに「美しさ」を感じていますか?

「美容」をみなおすタイミングだからこそ、
ぜひ一度、立ち止まって感じなおしてみてほしいのです。

そこで、ご提案!

「美意識」を再確認するために、
こんなアクティビティをしてみませんか?

自分が美しいと感じる写真を、
最低でも1日1枚アップしていく。
個人的に行うのも良いけれど、SNSを使うのもアリですね。

たとえば、、、
私が「美しい」と感じた写真をあげていくとこんな感じです。











ちなみ、私にとっての「美しさ」とは、
”その人らしさ”が最大限に発揮された状態

その人のもつ個性やエネルギーが溢れ出た
自然体の姿を見ると、
「美しいなぁ」
と、惚れ惚れしてしまいます。

全身全霊で泣いて笑う子どもの姿はもちろんのこと、
熟練の手つきで手仕事をするご年配の方の姿にも美しさを感じます。
年輪のように刻まれた手の皺には、美しさを感じずにはいられません。

それに「自然」は美しさの宝庫で、
野に生い茂る植物や、獲物を狙う動物にも、
捕食者から逃れようとする動物にも、美しさを感じます。


特に、何百倍もある人間相手だなんていざ知らず、
イキリ立って攻撃を仕掛けようとするカマキリなんかには、
何とも言えない「美しさ」を感じます。


カマキリに出会うたびに、
「私はまだまだ自分のプライドを守ってばかりで、
 剥き出しの野性(美しさ)を発揮できていないなぁ」
と反省したりするほどです(苦笑)。

と、私の話はこのあたりにしておいて、、、

今度はあなたの番です!

あなたは、何に「美しさ」を感じますか?

もしよかったら、私たちKAMI.llcメンバーにもシェアしてください!
SNSでハッシュタグ
「#KAMILLC」
でシェアいただくか、メールでお知らせいただければ幸いです。


私たちも「美しい」と感じる写真を、SNSでアップしていきますね。
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おわりに:「美しさ」をめぐる果てなき道へ

さて、今日の記事は、だいぶ抽象的なものでした。

「美しさ」とは何か?

これは、古今東西の哲学者が考えつづけてきた問いで、
当然ながら、簡単に答えが出るわけではありません。

だけど、答えが出ないからといって、
考える必要がないとは思えないのです。

だって、どうがんばっても
「美しさ」
を気にせずにはいられない私たち。

ヘナの効果的な使い方やシャンプー法のように、
シンプルな答えがあるわけではありませんが、
それでも、考えつづけること自体に意味がある!
(考えつづけることが「美」へとつながる道になる!)

そう信じて、今回のような
「美しさ」を考える記事も、定期的にアップしていきますね。

それぞれの「美」への道を、
ともに歩みつづけていきましょう。